親の天中殺で生まれた子供はどうすればいいの？

親の天中殺で生まれた子供を天中子といわれます。文字からすると、なんとなく怖い印象です。

天中殺で生まれた子供は難産であるとか、まともに育たないのでは？と不安になりそうですが、そうではありません。

天中殺とは枠のない時期とされています。「はじまりの気」を重要とします。だから会社をはじめるとか物質的な結果を追い求める内容についてはＮＧとされているのです。
出産は次世代に自分の遺伝子を残すことを目的としています。ところが天中殺中で生まれたお子様は、親が天の気が受けられないことからスタートからしています。

天の気が受けられないとどうなるか？

本来の次世代に家系をつなぐ役目を果たせないことになります。家系を継ぐ役目を果たさないということは夭折することではありません。実際は親の思い通りになりにくく独自の道を歩む子供なのです。たとえば親が自分と同じ職業を子に選んで欲しいとか、親の夢をついでほしい・・といった期待は、ハズレになりやすいのです。親からすると自分の望み通りにしようとすると、子供は反抗的になったり、無気力と親の思い通りにならないので、親からは「どうして？」と葛藤も多く大変に感じるかもしれません。

だから天中子のお子様が生まれたら、自分の思い通りにしようとしない、親だから愛はかけるけど生きる選択肢は子供に任せる、手をかけすぎない。実際の親の対応としては、子供に合いそうなクラブチームに入れるようにして、いつも親子ベッタリにしない、子供に早寝早起きをさせて自分の身の回りのことを早くからできるよう、自立心をもたせるようにするといいと思います。

有名人なら・・ダルビッシュさんは今年子供が生まれるそうですが、ダルビッシュさんも午未天中殺の生まれです。生まれてくるお子様も天中子。
安藤美姫さんは辰巳天中殺生まれですが2013年の4月に出産されています。ひまわりちゃんは天中子にあたります。ひまわりちゃんは波乱な人生を超えられるようにか？身強のお生まれです。
親が天中殺のときは想定外な出来事が多いのです。お2人ともその時期にお子様が欲しかったというより「想定外だった・・」が本当だと思います。安藤さんはママとなって、ひまわりちゃんをとても可愛がっていることでしょう。もしかしたら自分と同じスケーターの道へ・・なんて夢があるかもしれませんが、天中子のひまわりちゃんは安藤さんの家系を変える立場にあるので、同じ道は歩まないほうがいいのです。

もう一人、成人した人の例をあげますと、神田沙也加さんは天中子です。母親の松田聖子さんの天中殺で生まれています。以前は母親との確執とかいろいろあったようですが、現在は母親とは違うミュージカルや声優の世界で才能を伸ばして活躍されています。

あなた自身、あるいはあなたのお子様は天中子であるなら。親と子は違うんだということを頭の片隅にでも置いて過ごしていくと葛藤が少しは薄れてくるでしょう。